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2012年4月5日(木)☀


新約聖書は、もともとギリシア語で書かれたものを、歴代の教会が書き写し(写本)、それらによって現在の「聖書」となっていますが、その「写本」の話です。




何年か前、ミレニアムというホームページで、

「新約聖書のギリシア語本文(底本)は、公認本文(Txtus Receptus)でなければならない!」

というような内容を読んで、その時初めて「公認本文」なるものの存在を知りました。

聖書学校では、ギリシア語は「ネストレ=アランド」(=UBS)で、ということが疑いもなく教えられていましたから、「公認本文」は、新鮮な風でした。

(その他、このホームページには賛成できること、はてな?が飛ぶものなどが混在していますが。)


その後、マルコーシュパブリケーションが新しい聖書の翻訳をするというので色々読んでいると、この底本の話が出てきました。

たしか、「ビザンチンテキストを新約の底本にする」 という内容だったと思います。



そして、先日、エターナルライフミニストリーズ、という出版社から教会宛にメールが届き、これまた刺激的な内容で、

上記の2件を膨らませてまとめたような内容でした。

詳細は、こちらをご覧下さい。わかりやすく、また沢山の資料がまとめてあります。


私なりにまとめてみます。

1)ウエストコットとホルトが、それまで長年使用されてきたギリシア語聖書「公認本文」を捨てて、「シナイ写本」「バチカン写本」に重きを置いて、英語聖書の改訂を行った。

 しかし、このウエストコットとホルトは、信仰がおかしい。悪霊との交信を行っていた証言もある。「改悪」したのではないか。


2)「シナイ写本」(「バチカン写本」)は、聖書として歴史上、教会であまり使用されてこなかった写本である。

  つまり、教会が重要視してこなかったことを意味する。

  一方、「公認本文」は、ウエストコットとホルト以前は、99%の割合で写本として残っている。

  これは、歴代の教会がこれを信頼の置ける内容だと認めたことを意味する。


3)シナイ写本 ― ウエストコットとホルト - ネストレ版(UBS) と続くギリシア語聖書は、

 「公認本文」から削除していることばが数多くあり、それらはイエス様の神性を現したり、という重要な箇所を削除していて、

 しかも、計画的に削除しているように取れる。これは意図的なものではないか。 以上。



さあ、一方、ネストレ側の意見をネットで拾うと、

「公認本文は、エラスムスが編集したものであり、本文がないものをラテン語聖書からギリシア語に訳した部分もある」

のような内容が書いてあります。

しかし、私の印象では、(あくまで印象ですが、)公認本文に対する研究がウエストコットの時代からしっかりなされていることを考えると、

「公認本文に分がある」のではないか、と思います。


現在のキリスト教会、日本に限って言うと、「ネストレ派」が99%以上でしょうね。

「公認本文」で行こうとしている「現改訳聖書」は、まだ出版されていませんし。

この問題も、英語圏ほど認知されていないように思います。

今後、日本でもこの問題が広く認知され、議論され研究されていくように願っています。


↓ こちらのエターナルライフのページの一番下に、リンクがあって、英語のページなどが読めます。ご覧下さい。
本当の聖書(エターナルライフミニストリーズ)

↓ 他にも、私が見つけたページもあります。(英語です)
  「リンク」には、この問題の講義ビデオが貼り付けてありますが、もちろん英語です。
http://www.1611kingjamesbible.com/



追記、

しかし残念なのは、これに取り組んでいるのが私の知っている限り、

「ミレニアム」 (わたしは、この団体の活動をHP意外で知らない)

「マルコーシュ」  (奥山実牧師は、尊敬しているが、月刊誌ハーザーは極端な論調が増えたと思う)

「エターナルライフ」 (ここが出版する本は、死後の世界とか、聖書で確認できない「キワモノ」も)

という、言わば「少数派」だということだ。

ちょっとでも影響力の大きい団体、たとえば日本基督教団とか、いのちのことば社とかが問題提起してくれれば、話も進むだろうに。

でも、新改訳聖書は、あのろっくまん財団から資金援助されたのだから、自分の努力を否定するようなことはしないか?

残念。

新しい聖書翻訳をするときは、「底本に何を選ぶか」から考えていただきたい!



大阪みぎわ

Author:大阪みぎわ
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