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 教会の電気機器 音響編 その2  音響の基本、電気は足りているか? 

教会の電気機器  音響編 その2  音響の基本、電気は足りているか?


独身時代、教会のクワイアー「プレゼンシア」で色々な教会を訪問していた時です。

その日は、エレキギターが参加するコンサートでしたが、リハーサルで

「ギターの音が大きくならない!!!」というトラブル発生!

一応、音は出ているのですが、ボリュームを10まで上げても、2か3程度の音しか出ないのです。

さて、問題です。

原因は何だったでしょうか? 下の図を見て考えてみてください。

ちなみに、「エフェクター」とは、ギターの音を変化させる機械です。

ギター解決前


答え 原因は、壁のコンセントからエフェクターまでの電源の線が細い、という事です。

  電気の量が足りずに、2か3までしか音が出なかったのです。

 ↓下図のように、少し太い延長コードで、アンプとエフェクターの電源を別々に取ると解決しました。

ギター解決後


ギターのアンプは、15W(ワット)とか30W(ワット)程度の小さなアンプでも、結構太い電源ケーブルが付いていたりします。

音響機器は、音が出るときには電気を「ワッ」と使い、音が出ないときには電気をあまり使いません。

つまり、強弱の変化が激しいのです。

音を安定させるために、音響機器はW数の割には、比較的太い電源ケーブルが使われています。

ですから、延長コードは、W(ワット)数に関わらずなるべく太いものにします。



「ステレオマニア」の店では、1m数千円から1万円以上の高価な電源ケーブルが売られています。

それは、電源ケーブルで音が違うからだそうですが、

教会はステレオを聞く場所ではないので、音質うんぬんは後にしておいて、

とりあえず「太い電源ケーブル・延長コード」と覚えてください。




応用

私が聖書学校で学んでいた時代、実習先の教会でパソコンや電気に詳しい方がおられて、よく質問しました。

楽しい時間でした。 ある日、

「何で、電源ケーブルは『巻いたままで使用しないで下さい』って書いてあるんですか?」

と聞きました。すると、

「巻いたままだと、電気が上手く流れない。

 だから、ほどいて使うんだよ。」と教えてもらいました。

「音響だったら、大きな音がワッと出るとき、電源ケーブルが巻いてあったら

 電気が足りなくて『プスッ』になるかもね。」

「パソコンでも、特にマックは電気が足りないとフリーズしたりするよ。

 だから、本体の電源は壁から取った方がいい」 (1998年の話)

など、色々教えてもらいました。


教会の音響も、高価な機器を買う前に、電源まわりをしっかり整理するときっちりした音になる場合があると思います。

①ブレーカーから壁コンセントまで、②コンセントから機器までのケーブルを見直してみましょう。

ご相談は、地域のクリスチャン音響屋さんへお願いします。

インマヌエルシステム 斉藤さん (大阪府枚方市)

大阪シャローム 光野さん(HPが無いようです?)

名古屋方面では、プレイズネットワーク(プレイズ出版の音響部門)

東京方面では、MAG(エム・エー・ジー)、でしょうか。私が知る限り。

おそらく、各地方に音響の相談に乗ってくれるクリスチャンの方がおられるはず!

その際、この方々はボランティアではなく「仕事」でやっておられることをお忘れなく。

クリスチャンの方ですから、ぼったくられることはありませんが、有料と思ってご相談ください。

相談だけなら無料かな? 以上

牧師 谷清志

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大阪みぎわ

Author:大阪みぎわ
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